「レトロ」って言葉、これはそもそもどんな意味なんでしょう?辞書によると・・・
「復古調、懐古的。ある時代の様式を真似た様。また、それを好むこと。」ですって。(広辞苑より)
2006年冬現在、日本はどういうわけかちょっとしたレトロブーム。昔お母さん、あるいはおばあちゃん達が若い頃
に着ていたようなお洋服がお店に並んでいたり、70’80’の歌がいわゆる懐メロと言われ若い
人にも人気があったり・・・。もちろん、当時を思い出して懐メロCDを買う大人もいますね。
でも、今のレトロブームのファッションは、やはり今風にアレンジしてあるせいかあんまり着たいと思えないのです。
みんなが着ているからってのが一番の要因なんだけど、「何か違う!」って言いたくなっちゃう。特にとあるティーン向けの
通販のカタログにあった「ヒッピーファッション」は根本的に間違っていてビックリしたくらい。あんなの
全然ヒッピーじゃないわ!・・・なんてここで叫んでも仕方ない。日本にはヒッピー精神そのものより彼らのファッション
の方が強く伝わってしまったみたいだし。さて、話を戻しましょう。
あたしは1988年生まれです。それ以前の事は当然経験していませんから、この時代のことは
TVを見たり本を読んだり親から話を聞いたりして知ったのだけど、なぜかものすごく惹かれてしまうのです。
全ての始まりは中1の時 一世風靡セピア を好きになったこと。知識を増やした結果、他のアイドルや文化も知るようになって、
それが自分にしっくりきたのです。好きなものとはいつも一緒にいたいから、この頃からだんだんとレトロなもので周りを囲ってきたあたし。たいして最新
事情には疎くならなかったけれど、見向きはしなかったな。
かと言って80年代だけが好きかっていうとそうじゃあなくて、1960、70年代の文化もお気に入り。ジャンルは映画にファッション、音楽、芸術と
実に幅広いしそれぞれの年によって全然違うのにみんな好きで懐かしいような気がしちゃう。知れば知るほど好きになっちゃう。だから、今のレトロブームに乗っかって
レトロやってんじゃあないのですよ。
こうして今に至るレトロな女の子ができあがったのです。それにしても、当時を生きていないのに懐かしいと思うのはなぜでしょう?これからもわからないと思うけれど、
あたしはこの先もきっとレトロな人でいるんだろうな。そんでもってこの文章!つたなすぎる・・・(泣)これからは
もっと読みやすく、レトロ文化を理解してもらえるような文を書かないとね。って言ってもレトロなことばかり
書くわけじゃないし、(たぶん)あんまり理解されてもみんなと趣味がかぶるのは嫌だなぁ・・・。